拙著「販促カレンダー2020」より
2020年4月15日6月の販売促進のポイント
1、週別のMDポイント
第23週:6月1日から7日
夏モードに衣食住の生活全体が突入。「歯と口の健康週間」でオーラルケアグッズ、
デンタルヘルス系を訴求展開。食の伝統行事として梅干しやらっきょを漬ける時季
となり、作り方を提案して伝統の食文化を伝えて拡販。新型コロナウイルス対策は
継続、徹底。
第24週:6月8日から14日
北海道以外ではこの頃梅雨入り。部屋干し対策の衣料洗剤など関連グッズの重要が
さらに高まる。
米の産地ではこの頃、田植えとなり農作業の合間のおやつ、間食として菓子パン、
団子などの 和菓子類の需要が上昇する。
第25週:6月15日から21日
年間で最も日が長い夏至のある週で、遅くまで来店客がいるので、夕方以降の品切れ
防止のため発注数量には細心の注意が必要。中元ギフトの売場づくりと先行予約が
スタートする頃。
早期予約割引制度の促進を強化。
第26週:6月22日から30日
この頃に公務員の夏の賞与が支給され、7月初旬の民間賞与支給まで買い物プランを
めぐらし、家族全体でワクワクする頃。ボーナスバーゲンセールの成功のため、
新商品や食べ方なども提案して新規需要確保に繋げる。新型コロナウイルス対策で
ネット、宅配の強化。
2、6月の販促アプローチとしての記念日・歳時記
①6月4日:アペリティフの日(6月の第1木曜日)
②6月10日:時の記念日
③6月21日:父の日、夏至
④6月30日:夏越の祓え(なごしのはらえ)
3、6月のオペレーション上の注意
①クレンリネス:新型コロナウイルス対策、食中毒対策
②予約販売:父の日対策
③売場演出:食と雑貨の便利グッズのコラボなど
④店舗管理:大雨、台風などの事前チェックと準備対策
4、6月の重点訴求アイテム
①野菜:さや豆
②果物:サクランボ・マンゴー
③水産:刺身盛り合わせ
④牛肉:焼き肉、ステーキ用
⑤惣菜:天ぷら・フライ
⑥和日配:漬物各種
⑦洋日配:ヨーグルト
⑧グロサリー:茶飲料、らっきょ酢、氷砂糖
⑨菓子:落花生、こんにゃくゼリー
⑩酒類:プレミアムビール
⑪雑貨:ペットフード