「ニッポンの胃袋争奪戦」
2020年4月1日
月刊「販売革新」2020年4月号に執筆
「業態間競争の現況 九州激戦区穂波地区に見る胃袋争奪戦況」
1、少子高齢化も進む日本の縮図
九州の激戦区の穂波エリアで調査
①イオン(GMS)
②ハローデイ(SM)
③トライアル(DS)
④ダイレックス(DS)
⑤ルミエール(DS)
⑥ドン・キホーテ(DS)
⑦コスモス(Dg.S)
⑧サンリブ(SM)
⑨セブン・イレブン(CVS)
⑩ナフコ(HC)
⑪Aプライス(業務SM)
2、各業態別調査で読み解く胃袋争奪戦況
①グロサリ-:カップ麺、ペットボトル茶、カレールウ、ドレッシング
②菓子:スナック菓子、チューイングガム、米菓、アーモンドチョコ
③日配:ヨーグルト、食パン、木綿豆腐、タマゴ
④青果:バナナ、モヤシ、タマネギ
⑤精肉:豚肉
⑥水産:アサリ
⑦惣菜:おにぎり
3、考察
①食パンやタマゴの偏差率は上がる一方、豆腐は偏差率下がる
②精肉ありますと訴求するコスモス、イオンは旬の商品訴求も
③コンビニがSMよりも安い例も、時系列で分かる価格競争の激化
④価格以外で取り組むべきは、ストレス除きお客の要望に愚直に(対応)
4、図表
①福岡県飯塚市地区別人口および世帯数
外国人居住者明細
老齢人口
②商品売価調査表
商品別価格
平均価格
平均偏差
偏差率
2020年3月と2017年6月の偏差率比較
5、まとめ「企業体の最終目的は継続、生き残り=ゴーイングコンサーン」
①お客の要望をかなえること(商品、人、売場、販促、販売の仕組みで)
②お客のストレスのゼロ化(品切れ、鮮度不良、売場の不潔感、従業員の接客態度)
③上記2つの事項をクリするためのシステム志向